【熊本フレンチ】BONAMIで楽しむランチコース

こんにちは、IRISEE22です。今回は熊本市東区・尾ノ上にあるフランス料理店 BONAMI（ボナミ）についてご紹介したいと思います。

こちらの店名はフランス語で「良き友」を意味し、その名のとおり「また大切な人と一緒に訪れたい」と思わせてくれるあたたかさに満ちています。

店内は10席ほどの落ち着いた空間。木の温もりを感じるインテリアに包まれ、心地よい音楽、気取らずにフレンチを楽しめる雰囲気でオシャレなお店です。

私たちがお店に来店したのは７月末頃、少し前の情報にはなりますが熊本で美味しいフランス料理やランチをお探しの方に、この記事がご参考になれば幸いです。

BONAMI＆藤本陽介シェフ

BONAMIを支えるのは、料理長 藤本陽介さん。
熊本の名店「マリーグレイス」で16年間研鑽を積み、クラシカルなフランス料理を軸にしながら、今の時代に合う「軽やかさ」と「やさしさ」を兼ね備えた料理を生み出しています。

藤本シェフが大切にしているのは、素材の声を聴くこと。
熊本の農園から届く有機野菜や新鮮な魚、国産の鶏肉や旬の果物。これらを活かすために、火入れやソースのバランスを徹底して調整し、一皿一皿に洗練を加えています。

その結果、BONAMIの料理には「気取らないのに上質」「軽やかだけど記憶に残る」という価値が宿っています。料理は単なる食事ではなく、「シェフの思いと素材の物語」が融合した体験だと思います。

コースの始まり ― 遊び心あふれる「MONAKA」

最初の一皿は、和菓子を思わせる MONAKA。
パリッとした最中の皮に、旨みを忍ばせた具材が詰め込まれ、口に入れた瞬間に広がる驚きと楽しさがあります。
藤本シェフの「最初の一口から笑顔になってほしい」という心遣いが伝わってきました。

素材を生かしたスープ＆パン

スタッフの方が、トウモロコシを前の晩から下ごしらえしていると説明されてました。このスープの味には本当に感動しました！

外側はサクサク、香ばしくおいしいパン。これから出てくる料理とソースにはこのパンが欠かせません！

野菜の魅力を堪能 ― サラダと有機人参のヴィネグレット

続いていただいたのは、サラダと有機人参のヴィネグレット。
瑞々しい野菜の上に人参のソースがやさしく絡み、酸味と甘みが絶妙に調和。シンプルながらも食べ進めるごとに奥行きを感じさせます。

季節を感じる ― シェフのおまかせ魚料理

魚料理はその日の仕入れによって変わるおまかせスタイル。
写真の一皿は香ばしく焼き上げた魚に爽やかなソースを添え、夏の軽やかさを表現。皮の香ばしさと身のふっくら感の対比が印象的でした。

メインディッシュ ― プーレロティとソース・ボルドレーズ

メインは プーレロティ（国産鶏むね肉のロースト）。
むね肉ながらしっとりとジューシーに仕上がり、口に含むと旨みが広がります。

添えられた ソース・ボルドレーズは、赤ワインを煮詰めて仕上げたフレンチのクラシック。芳醇な香りと深いコクが鶏肉を引き立て、洗練された大人の味わいにまとめ上げています。

おしゃれなデザート

最後は季節の デザート。
フルーツやクリームの自然な甘さが、食後の余韻をやさしく彩ります。
ここでも「食べ終えたときの心地よさ」を大切にする藤本シェフの哲学を感じました。

Tea３セット

レモンライム

爽やかなレモンとライム。清涼感が涼しくしてくれます。

オレンジカモミール

カモミールの花香るルイボスのブレンドにオレンジの爽やかな香りを添えて

ピーチ＆パッション

ジューシーな桃の香りとパッションの酸味の効いた香りが楽しめます

追加料金にはなりますが、こちらの紅茶も料理と一緒にいただくと本当に美味しいですよ。

まとめ ― 熊本で味わう、大人の隠れ家フレンチ

藤本陽介シェフの確かな技術と、熊本の豊かな素材が出会って生まれるBONAMIの料理。それは「やさしくて洗練されたフレンチ」という唯一無二の体験でした！

熊本で「特別なランチ」「大切な人との時間」を過ごすなら、BONAMIは間違いなくおすすめです。そして食事の余韻には、ぜひ紅茶を合わせて。ひとときの幸せが、さらに深まるはずです。

今回、１年ぶりにお邪魔したBONAMI。新しい発見と感動が増し、さらにお店のファンになりました。もしよろしければ、皆さんも是非一度は行かれてみてはいかがですか？

それでは、今日はこのへんで失礼します。ブログを読んで頂きましてありがとうございました。

店舗情報：フランス料理 BONAMI

IRISEE22

熊本のおすすめ飲食店や、自然と寄り添う暮らしを綴っています。
日常の中で見つけた小さな幸せや心地よい時間を、大切に記録しています。
どうぞゆっくりとお楽しみください。