【後編】無農薬・自然栽培の土づくりと身近な野菜と暮らす11月の畑
こんにちは、IRISEE22です。
前の記事では、11月の畑で収穫した8種類の野菜たちのようすを綴りました。
今回は、その野菜を育ててくれた畑の土づくりと、身近な野菜との付き合い方について書いてみたいと思います。
わが家の畑の土づくり

畑の管理は父が中心で、私は種まきや植え付け、収穫した野菜の料理を担当しています。
ここ数年の夏はとても暑く、草をきれいに取りきってしまうより、少し残しておいたほうが、土が直射日光にさらされず、地面の温度の上がりすぎや急な乾燥を防いでくれると感じるようになりました。
今は、草を全部「敵」とみなすのではなく、野菜と草のちょうどよい距離感を探しながら畑を見守っています。
肥料についても、以前は家庭菜園の本を参考に、たっぷり入れるのが当たり前だと思っていました。けれど、菌ちゃん農法の本に出会ってからは、土の中で微生物が気持ちよく働ける状態を整えることを意識するようになりました。
必要なときに少しだけ肥料を足し、刈った草はその場で土に戻す。玄米を精米したときに出る米ぬかをなじませて、ゆっくり土を育てていく——そんな無理のないやり方が、今のわが家の畑作りの基本になっています。
身近で採れた野菜と、ちょうどいい暮らし方
今の暮らしはとても便利で、食べものは「お店で買うのが当たり前」。
少し前の私も、深く考えずに買い物かごへ野菜を入れていました。
家庭菜園を始めて、自分の住む土地で採れた野菜を食べるようになってからは、できるだけ身近な場所で採れたものをいただき、足りない分だけお店で補うという考え方が、自然としっくりくるように変わってきました。
すべてを自給するのは難しくても、その中間にある「ちょうどいいところ」を探していく暮らし方は、いわゆる地産地消に近いのかもしれません。
私にとっては、毎日の食べものを選ぶときの、小さな目安になっています。
11月の畑が教えてくれた季節の変化と、これからの暮らし方

今年の11月の畑では、ナスやゴーヤなどの夏の名残がまだ見られ、蝶やバッタ、ハチの姿もあちこちにありました。
暦の上では晩秋なのに、畑の中では、夏と秋と冬の入り口が少し重なり合っているような、不思議な季節の気配が流れていたように感じます。
植物や虫たちの暮らしは、もうすでにその変化の中を生き始めているようにも見えます。
人の暮らしも、この流れに少しずつ自然に寄り添いながら、自分たちなりの心地よい暮らし方を探していけたらいいのかな——そんなことを11月の畑を眺めながら考えていました。
まとめ

後編では、わが家の土づくりや、身近で採れた野菜を大切にする暮らし方、そして11月の畑から感じた季節の変化を振り返ってみました。
不揃いで虫食いもあるけれど、この土地でしっかり育ってくれた野菜たち。
その陰で土をつくってくれる菌や、畑の草、小さな生きものたちの働きも、少しずつですが感じ取れるようになってきた気がします。
この畑の記録が、みなさんの毎日のごはんや自然との付き合い方を見つめ直す、ささやかなきっかけになればうれしいです。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました.


