冬の梅の花と自家製梅酒。季節を繋ぐ香りの楽しみ方
こんにちはIRISEE22です。暦の上では春とはいえ、まだ冷たい風が吹く2月。
父の実家からもらった梅の枝は、そんな日々の中で小さな春を教えてくれました。
さっそく窓辺に飾ってみたのですが、ふっくらとした白い花びらを眺めていると、春がそこまで来ているのを感じて、心がふっと軽くなります。実はこの梅の花、私にとってはただ綺麗なだけでなく「季節を繋ぐ大切な印」でもあるんです。
日本で愛されてきた梅のいわれと、心に届く香りの力

日本では古くから、梅は「春の訪れを告げる喜びの花」として大切にされてきました。どの花よりも早く咲くことから、忍耐や希望、そして新しい始まりの象徴とも言われています。また、梅の香りにはとても素敵な呼び名があるのをご存知ですか?
暗香(あんこう)
姿は見えない夜の闇でも、香りだけでそこに梅が咲いているとわかるほど芳しいこと。
清香(せいこう)
冷たい空気の中で、鼻をくすぐる透き通った清らかな香り。
アロマの世界でも、梅の香りにはリフレッシュさせ、高ぶった神経を鎮めてくれる効果があると言われています。毎日「寒い寒い」と縮こまっていた心も、この凛とした香りを嗅ぐだけで、ふっと柔らかく解けていくのを感じます。
過去の自分から届いた「時間」を味わう

この花の香りを嗅いでいると、ふと思い出して手が伸びるものがあります。棚の奥で静かに眠らせてきた、昨年の「梅しごと」の記録です。
昨年、実家の梅を漬け込んだ自家製の梅酒。それを熱いお湯で割って、仕上げにはちみつを少しだけ落としてみました。
お湯に溶けたはちみつの優しい甘さと、梅の爽やかな酸味。立ち上がる湯気を吸い込むだけで、寒さで強張っていた体がふっと緩んでいくのがわかります。
窓辺の花を眺めながら、去年の自分の手仕事を味わう。
今咲いている「花」と、去年仕込んだ「実」
そんな新旧の梅を同時に楽しむ時間が、今の私にとっては何よりの贅沢です。
花から実へ。未来へ繋がるサイクル
今、お部屋に「清香」を漂らせているこの可憐な花が、6月頃には瑞々しい「実」へと姿を変える。時間はかかりますが、自然のサイクルって本当に不思議で力強いですよね。
今年の梅は満開なので、きっとたくさんの収穫が期待できそう。「今年の実が収穫できたら、また美味しいものを作ろう」そんな風に、数ヶ月先の自分を想像するのも楽しみの一つです♪
毎日「寒い寒い」と思って過ごしていても、こうして梅の花を眺めていると、自然は着実に春の準備を始めているんだなと感じます。
皆さんの周りでも、小さな春は見つかりましたか?
今の季節ならではの香りを楽しみながら、心穏やかな毎日を過ごせますように🌸

