菊池神社の歴史とその自然美
菊池神社の起源は平安時代にまで遡ります。
自然と調和するよう設計された境内は、訪れる人々に穏やかな時間を提供し、都会の喧騒から離れた安らぎを求める人々の癒しの場となっています。
桜の彩りが引き立つ—菊池神社の桜の種類と特徴
参道に咲いていた満開の桜
春が訪れると、菊池神社は色とりどりの桜で彩られます。
主にソメイヨシノが多いですが、ヤマザクラやシダレザクラなど、様々な種類の桜が境内のあちこちで見ることができます。
それぞれの桜は独自の特徴を持ち、ピンクの濃淡が織りなす景色は訪れる人々の心に感動を与えてくれます。
黒染桜
第14代武士公ゆかりの桜
「袖ふれし花も 昔をわすれずば 我が黒染を あはれとは見よ」
桜の前に上記の歌が詠まれた立て札があり、個人的に意味が気になったので調べてみました。
この詩は、過去の出来事や感情を忘れずに、それらを大切にしながら、今の自分もまた、その過去の一部として美しいと認めてほしいという願いを表しているようです。
「袖に触れた花」という表現は、ふとした瞬間に触れた、あるいは経験した美しい記憶や出来事を象徴。
そして「墨染め」とは、自身が控えめでありながらも深い美しさを持っていることを示しており、そんな自分自身を認めてもらいたいという思いがあるようです。
つまり、過去と現在が繋がり、過去を大切にすることで現在の自分自身の価値も高められるというメッセージが込められているようです。
数百本の桜が織り成す絶景
左側から荒尾山、弁天山、金峰山、熊ノ岳、三ノ岳、岩野山、平尾山、平成新山
神社の敷地内には3000本を超える桜の木が植えられています。
これらの桜は巧みに配置されており、遠くから見ても、近くで見ても異なる美しさを楽しむことができます。
展望台から見下ろす景色はまた違う良さがありました。
目の前の桜の花びらが風によって舞う姿、春の美しい公園でそれぞれの時間を楽しむ人たち、遠くの山々などが印象的でした。
参道を彩る桜のトンネル
約200メートルの桜トンネル参道に感動!
菊池神社への参道は、春になると桜のトンネルが出現します。
この時期、参道を歩くと両側から桜の枝が天井のように覆いかぶさり、まるで別世界に迷い込んだような感覚!!
この幻想的な景色は、訪れる人々に深い感動を与え、多くの人が写真を残されていました。
満開の桜を見上げながらゆっくりと歩くと、不思議と心が穏やかになります。
以前のブログで書いた「赤毛のアン」に出てくる桜のトンネルに似ていて、熊本でもこのよな場所があることを知った時は本当に嬉しかったものです。
家族には言いませんでしたが、心の中ではこの通りを人力車で楽しむ人が少しうらやましかったです。機会があれば、人生で一度くらいは挑戦してみたいかな(笑)
菊池公園「菊池武光公騎馬像」
菊池武光公騎馬像
広い菊池公園に配置されている「菊池武光公騎馬像」
熊本の様々な場所に銅像がありますが、個人的にはこちらの銅像が一番かっこよくてお気入りです。躍動感があり、本当に素晴らしい芸術品ですね。
お土産屋へ向かう通路にツバメが巣を作っている様子
手を伸ばせば手が届きそうなくらいの位置に、ツバメが巣を作っている最中でした。
鳥よけはしてあるものの、できあがった巣の下には板が張られて観光客とツバメへの配慮がされています。人と動物の共存。いいですね~
菊地名産 柚餅子(ゆべし)
菊池名 柚餅子(津村友宝堂)
お土産屋に立ち寄ると、菊池では柚餅子が有名だそうです。
原材料は熊本県産のもち米、米、砂糖、ゆず、味噌。
生菓子で日持ちはしないようですが、自宅で楽しむために購入してみました♪
今となっては本物の竹の皮で包まれている和菓子はある意味贅沢品☆
まるで日本昔話の世界にいるようで心がほっこりしました。
甘さも控えめで、どこか懐かしい味がして美味しかったです。
もしかしたら子供の頃に一度は食べたことがあるのかもしれません。
まとめ
菊池神社での春は、ただ美しいだけでなく、訪れるすべての人々に新たな始まりと希望を感じさせます。
この時期の神社は、まさに生き生きとした自然が息吹を感じる場所となり、訪れる人々にとって忘れられない記憶になるかと思います。
家族や友人との大切な時間を過ごす、または自分自身と向き合う貴重な時間が過ごせるのではないでしょうか?
機会があれば、是非一度足を運ばれてみてくださいね♪
では、今日はこのへんで失礼します。
ブログを読んで頂きましてありがとうございました。