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サカタのタネ『つるな』を育てて食卓へ

ツルナを育てて食卓へ

こんにちは、IRISEE22です。

今日は昨年から我が家で育てている「ツルナ」についてご紹介したいと思います。

3年程前、母が病気で体調を崩していた時に元気がでる食事を作りたいと考えていました。

当時はネットや動画で検索したり、様々な本を読んで情報を集める日々・・・

いろいろと試した結果、個人的にしっくりと納得したのが自然食、自然療法研究科の東城百合子さん著の「薬草の自然療法」 の一部で紹介されていたツルナ。

味はさっぱり、葉は肉厚がありシャキシャキとした食感。本では胃や腸に作用があると紹介されていて家庭料理でも扱いやすいのが特徴。

病気や虫にも強い。ほっといてもぐんぐんと育ち、種を植えたら5月から秋まで食べれるありがたい野菜です!!

スーパーなどでは見かけないので、ご存知ない方も多いかと思いますが自然食、健康的な食事を意識されている方、初心者でも簡単に育てられる野菜などの情報を探している方などのお役に立てたら幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

ツルナとは?

ツルナは、日本に野生するただ一種のツルナ科植物で、海岸に自生する多年草です。この植物の葉は三角形でやや肉厚、地面にはって広がる特徴があります。海岸の厳しい環境にも適応しており力強く育つ姿が魅力。

味はホウレンソウに似た風味があり、とくに若いうちはクセがなく様々な料理に使えます。

ツルナの効能

ツルナには以下のような健康効果があります:

  1. 抗酸化作用: ツルナはビタミンC、ビタミンE、カロテノイドなどの抗酸化物質を豊富に含んでいます。これらは体内のフリーラジカルを除去し、細胞の老化を防ぐ働きがあります。
  2. 免疫力向上: ビタミンCが豊富で、免疫力を高め、風邪や感染症から身体を守るのに役立ちます。さらに、ビタミンAも含まれており、粘膜の健康を保つことで病原菌の侵入を防ぎます。
  3. 美肌効果: ビタミンAは肌のターンオーバーを促進し、シミやしわの予防に効果があります。また、ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌のハリと弾力を保つ働きがあります。
  4. 骨の健康: ツルナはカルシウムやビタミンKも豊富に含んでいます。これらは骨密度を維持し、骨折や骨粗しょう症の予防に役立ちます。

ツルナの栽培

種の購入と準備

今回育てるのは、「サカタのタネ」から販売されている『つるな』の種、小袋(粒数目安60粒)です。まず種を購入し、栽培の準備を整えます。ツルナは耐塩性が強く、比較的育てやすい植物ですので初心者でも簡単に栽培できます。

種まき

  1. 種まきの時期: ツルナは春から初夏にかけて種まきを行います。気温が15〜25℃の時期が最適です。
  2. 土壌の準備: ツルナは排水性の良い土壌を好みます。庭の一角を耕し、腐葉土や堆肥を混ぜて土壌を整えます。鉢植えの場合も、同様に排水性の良い土を使用します。
  3. 種まき: 土を平らにならし、深さ1〜2cmの穴を間隔を空けて掘ります。1つの穴に2〜3粒の種をまき、軽く土をかぶせます。種まき後はしっかりと水を与えます。

発芽と育成

  1. 発芽: 種まきから1〜2週間で発芽が始まります。発芽後は間引きを行い、元気な苗を残します。最終的には30cm間隔で1本ずつの苗にします。
  2. 日常管理: ツルナは日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。定期的に水やりを行い、土壌の乾燥を防ぎます。また、成長が早いため、肥料を追加するとさらに元気に育ちます。
  3. 病害虫対策: ツルナは病害虫に強い植物ですが、アブラムシなどが発生することがあります。見つけ次第、手で取り除くか、適切な薬剤を使用して対策を行います。

収穫

種まきから約2〜3ヶ月で収穫が可能になります。葉や茎がしっかりとした緑色になったら、収穫のタイミングです。収穫は手で簡単に行え、収穫後はすぐに調理することでその新鮮な味わいを楽しめます。

ツルナの簡単おひたしレシピ

収穫したツルナを使って、簡単なおひたしを作ります。おひたしは、ツルナの風味を最大限に引き出すシンプルな料理です。

材料

  • ツルナ:200g
  • 醤油:小さじ1
  • みりん:小さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  • 白ごま:大さじ1
  • かつお節:適量

作り方

①ツルナを洗う: まず、収穫したツルナを流水でしっかりと洗います。泥やゴミを取り除くために、特に葉の裏側もしっかりと洗いましょう。

②ツルナを茹でる: 鍋にたっぷりの湯を沸かし、ツルナをさっと茹でます。茹で時間は約1分程度で十分です。ツルナが鮮やかな緑色に変わったら、すぐに冷水に取ります。これにより、ツルナのシャキシャキとした食感を保つことができます。

③水気を切る: 冷水に取ったツルナを軽く絞って水気を切ります。あまり強く絞りすぎると、ツルナの食感が損なわれるので注意しましょう。

④調味料を加熱する: 小鍋にみりんを入れて弱火にかけ、アルコール分を飛ばします。沸騰したら火を止めて、醤油と砂糖を加えます。砂糖が溶けるまでよく混ぜます。

⑤調味料を加える: 刻んだツルナをボウルに入れ、加熱した調味料を加えます。全体に味が馴染むように軽く和えます。

⑥仕上げ: 器に盛り付け、白ごまをふりかけ、さらにかつお節をたっぷりとかけて完成です。柔らかい味わいで、ツルナの風味が引き立つおひたしが楽しめます。

まとめ

ツルナは栄養価が高く、多くの健康効果が期待できる優れた野菜です。家庭菜園で育てることで、より新鮮なツルナを手軽に楽しむことができます。

今回は、「サカタのタネ」の『つるな』を使って栽培から収穫、そして料理までのプロセスを紹介しました。

ツルナは、育てるのが簡単で、家庭菜園初心者でも挑戦しやすい植物です。成長も早く、収穫までの期間が短いため、栽培の楽しみをすぐに味わうことができます。また、収穫した新鮮なツルナを使った料理は、その栄養価の高さと美味しさを存分に楽しめます。

この記事を通じて、ツルナの魅力を少しでも伝えられたなら幸いです。ぜひ皆さんもツルナを育てて、その健康効果と美味しさを体験してみてください。家庭菜園の楽しさと、収穫した野菜を使った料理の満足感は格別です。

では今日はこのへんで失礼します。ブログを読んでいただきましてありがとうございました。

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